事件である。

近所のスーパーで生きたアワビが売ってた。

ウチは世田谷だ。
港町でもなんでもない。

でも売ってた。

YouTubeで見るのよりだいぶ小ぶりなアワビたち。
バットに入って、みんなでくっついてた。

この地に住んでもう9年経つが、初めてのできごとだ。

レジの人も半透明の袋に入ったソレを見て
「これ何ですか?」
って言ってた。

「アワビです」
って言ったら

「アワビなんて売ってたんですね!?」
だって。

そりゃ知らんわな。
いつも無いもん。

これもコロナの影響だろう。

先日さばいたホッキ貝もそうだが、この秋冬はいつもは見ない魚介類がスーパーに並んでいる。

緊急事態宣言とか言って飲食店で売れないから、こうして町中の普通のスーパーに流れてくるのだろう。
不憫なものである。
魚介好きとしては、正直ちょっと嬉しいけどね。

ちょうど今朝もテレビでやってた。
養殖の高級な鯛が売れないから、今なら通販で安く買えるって。

鯛は今回のスーパーでも、去年の秋に立派なやつが1匹 1,280円とかで売ってた。
2~3回買って、1人で鯛パーティーをやったものだ。

話をアワビに戻そう。

気になるお値段である。

ずばり、1個 398円。
安っ! ……いのか?

貝殻についた生きたアワビ。
実物を見るのは初めてだ。

ていうかアワビ自体食べたこともない。
当然相場も分からない。

とにかくだ、これはいくしかないだろう。

興味本位で1つ買って帰った。
1つというのが庶民である。

早速YouTubeでさばき方を調べ、さばいていく。

先日のホッキ貝よりだいぶ苦戦した。
ちなみにホッキ貝はゆうべもスーパーで売っていて買った。

アワビは貝柱がずいぶんしっかりしている。
ほとんど貝殻の真ん中に近いあたりにガッツリ付いていて、思ったより手こずった。

アワビの身は固かった。
貝の印象、見た目の印象と違って、こんな固いんだ?というほどカチカチだ。

身が外れてしまえば、あとの処理はホッキ貝より楽ちんだ。
湯通しもいらない。

飾り包丁を入れ、薄く削ぎ切りにして、肝醤油を準備。

いざ、実食である。

ワクワク。

ドキドキ。

はじめてのアワビである。

はじめてのチューが脳内を駆け巡る。

1口目の感想は、、、

「固っ!」

知ってたけど。
知ってたけどさ、自分でさばいたから。

なんていうか、コリコリを通り越してシャキシャキに近いのよ。
半生のブロッコリですか?みたいな。

よく見るYouTubeによると、火を通すとアワビは柔らかくなるそうだけど。

味は、う~ん、、、
旨くもまずくもなし、というのが正直なところか。

いや、どっちかと言えばうまい。
「ややうまい」ぐらい。

でも先日の1個 150円のホッキ貝のほうが旨かった。
ゆうべもリピったほどだ。

今回のアワビはまた買おうとは思わない。

でもまぁ、これだけでレッテルは貼らずに、また機会があれば食べてみよう。

今度売ってたら焼いて食べてみたいかな。
アワビのステーキって、よくYouTubeで見るからね。
表面をマンゴーみたいに切って焼くんだよね。
あれをやろう。

以上、今回はスーパーで買った、はじめてのアワビをレポートしてみた。