私は動物園が好きだ。

まさかアラフォーにもなって動物園に行きたがる事になろうとは、子どもの頃は思いもしなかった。

むしろ子どもの頃は動物園なんて特に好きでもなかった。

私が動物園好きになったのにはきっかけがある。

「しろくまカフェ」というアニメ(漫画も)をご存知だろうか?

擬人化された動物達が動物園に毎日勤務し、主人公のパンダくんが動物園のパンダコーナーでバイトを始める、という世界観の話だ。

もう10年近く前にアニメ化された漫画なのだが、これを見てから、私の動物園を見る目は変わった。

檻の中の動物達を「労働者」として擬人化してみると、本当におもしろいのである。

実際彼らはそれで餌をもらっているから、労働とも言える。
まぁ人間が勝手に捕まえてやっているのだから、労働者と言っても奴隷に近いのかもしれないが。

彼らの仕事っぷりはなかなかだ。

おサルさんはよく働く。

ブランコに飛び乗ったり、木の柱を上ったり、サービス満点である。

だがしかし、寝ている輩も少なくない。
勤務中にである。

ヒョウなどの夜行性動物は大抵寝ていて動かない。

彼らにすれば深夜勤務である。
気持ちは分かる。

だがしかし、君は餌をもらっているのだろう?
何だねその態度は?

まぁいいだろう、夜行性なのだから仕方がない。

しかし、パンダはどうだ。

夜行性でも何でもないのに、白昼堂々と勤務時間にゴロゴロダラダラしている。
しかも客に尻を向けてだ。

なんてヤツだ。

まぁいいだろう、かわいいから。

そんな風に、動物園の動物を労働者として見てみると、世界が変わる。

コロナが落ち着いたら、あなたも動物園に足を運んでみてはいかがだろうか?