ついにこの日が来た。
私はこの数年、朝食兼昼食で、吉野家の納豆定食(豚汁変更+ごぼうサラダ)を週3~4くらいのペースで食べている。
店員さんに「いつものやつでいいですか?」って聞かれるほどだ。
吉野家で「いつものやつ」って、どんだけ行ってるんだって話だろう。
永井の半分は吉野家でできていると言っても過言ではない。
つまり日本全国の私のお客さんのピアノ教室ホームページ製作と生徒募集(集客)は吉野家に支えられているのである。
この吉野家の納豆定食だが、今日、ついに私は「ごはんは少なめでいいです」って言った。
もちろんカロリーを気にしてのことである。
くぅ、年をとるとはこういうことなのか。
私も今年で39歳だ。
オッサンではあるが、まだ若いと言えば若い。
しかし、出てくる腹は待ったなしである。
現実とは向き合わねばならない。
明日からの私の吉野家での注文はこうだ。
「納豆定食豚汁変更ごぼうサラダごはん少なめで」
次郎系ラーメンの呪文さながらである。
ちなみに私はアルバイトの子にも配慮をして、見慣れない新人さんの時には、表現の仕方を変えている。
こんな具合だ。
「納豆定食ぅ~。 豚汁変更ぉ~。 ごぼうサラダぁ~、 以上です」
とハンディを打つ間を与えてあげるのだ。
新人さんにはこうだが、長いバイトさんや社員さんにはきっと「納豆定食の人」とでも呼ばれているに違いない。
いつも普段着で同じ時間に来て同じ注文をする人。
なんて思われてるんだろう、、、
サラリーマンじゃないのは間違いないよね。
きっとフリーランスの人か何かだと思われてるんだろう。
まぁ、個人のピアノ教室さんむけにホームページを作成して、生徒募集(集客)のお手伝いをしてるなんてニッチな仕事だとは、夢にも思っていないだろう。
ともあれ、しばらくは
「いつもやつでいいですか?」
って聞かれたら
「あ、はい。ごはんは少なめでいいです」
って言わないとだ。
きっとそのうち「いつものやつ」でごはん少なめになるのだろうが。