去年、2020年12月4日に、Googleの検索エンジンのコアアルゴリズムの大きなアップデートがあった。

アルゴリズムとは何かと言うと、簡単に言えば、Google検索の順位を決めているプログラム(AI)のことである。

Googleは毎年、2~3回ほど大きなコアアルゴリズムアップデートを繰り返している。
小規模は更新なら毎日のように行われているようである。

今回のコアアルゴリズムアップデートは、ピアノ教室ホームページや音楽教室ホームページの検索順位にも大きな変動をもたらした。

今回のアップデートで何が大きく変わったかと言うと、あくまで私の体感だが、古いサイトとまとめ系サイトがかなり優遇されるようになったという事だ。

昔からある、企業の音楽教室ホームページや、古参の個人ピアノ教室ホームページやまとめ系サイト、音楽教室の紹介サイト、なんかが、検索上位を占拠するようになってしまったのである。

これは逆に言うと、新しい個人ピアノ教室のホームページが上がりづらくなってしまったという事なのである。

1年以上前に作成したピアノ教室ホームページはわりと踏ん張っているサイトが多いが、1年未満のサイトは、あおりを受けてしまったものも少なくない。

特に、去年の11月以降あたりに作成した新しいピアノ教室ホームページは、これまでよりも苦戦を強いられている。
それもかなりえげつないレベルで。

12月4日と言うと、1カ月後には春の生徒募集が本格化するという、ウェブ集客の点では誠に嫌なタイミングだったのだ。

せっかく、これからがピアノ生徒が集まる時期だと言うのに、検索順位が上がらなければ、集まる生徒も集まらない。

Googleサマには逆らいようがないが、今回のアップデートは極めて不服である。

Googleよ、検索ユーザーを満足させる良質なコンテンツを持つホームページこそが、ユーザーに差し出すべきサイトなのではなかったのか?

いつからGoogle検索は年功序列になったのだ?

今回のコアアルゴリズムアップデートは世紀の愚行である。
私はそう思っている。

次回のアップデートでの調整を期待する。