先月の「全国ピアノ教室オンラインレッスン研究会」で、ロシアピアニズム(ロシア奏法)が話題に上がった。

なんかここ何年か流行ってるらしいのだ。

確かに私がホームページを作成して生徒集めを手伝ってきたピアノ教室さんでも、このロシアピアニズムを勉強したという講師さんが何人かいる。

先月のオンラインレッスン研究会でもそうだったが、皆さん口をそろえて言うのは「楽で音がきれい」ということだ。

昔は「卵を持つように」なんて手の形を教えられたが(これも今はもう古いらしいね)、ロシアピアニズムはもっと平らに近く、だいぶ指を伸ばしたようなフォームらしいのだ。

辻井伸行さんみたいな形らしい(辻井さんのがロシア奏法なのかどうかは知らないけど)。

確かに辻井さんの手の形はどう見ても、卵を持つような形ではない。

やっぱ天才は違うのかなぁ~、なんて何となく思っていたが、そういうちゃんとした奏法があるんだそうな。

楽できれいでうまくなるなんて、夢のようなハナシである。

だいぶ流行ってきてはいるが、ホームページやブログなどでしっかり謳っているピアノ教室さんはまだまだ少ない。

ピアノ生徒が増えず困っている講師さんは、ご自分の勉強も兼ねてこうした奏法を学んでみて、ホームページやブログにしっかアピールしていったら、ピアノ生徒が集まる一因になるかもしれない。