ピアノ教室ホームページを作成することで得られる講師自身の成長 ~ 広島のピアノ教室 S先生のお話

理想のピアノ生徒が集まるホームページ制作&集客コンサルタントの永井です。

今年の10月にホームページを作成し公開させて頂いた、広島のピアノ教室のS先生という方がいらっしゃいます。

11月からホームページの運用と集客サポートを開始し、先日、2回目の月例電話面談をさせていただきました。

その時にS先生がこんなことをおっしゃいました。

「なんかホームページを公開すると、意識が変わりますね」
「今更ですけど、プロ意識を持たなきゃいけない気がしてきたと言うか……」

S先生は現在、定職のお仕事を別にされながら、ご自宅で数人のピアノ生徒さんを教えていらっしゃいます。
先月のブログでもご紹介した、自宅ピアノ教室での独立を目指している先生のひとりです。
定職の仕事から自宅ピアノ教室で独立するまでの1つの手

私はこの言葉を聞いて、ちょっと嬉しくなりました ^ ^
「おぉ~、効いてる効いてる」って感じです。

何が効いているかと言うと

ホームページで宣言することの効果

です。

これは実際にやった人でなければ分からないかもしれません。

私が作るピアノ教室ホームページには、先生の価値観や想いや指導方針といったことを掲載させて頂いています(私がコンサルを行った上で)。

ホームページに「うちの教室はこうです!」とハッキリ書くということは、これはもう、公に対する宣言と同じなんですね。

「私はピアノ講師として『こう在る』ことを誓います」
という宣言です。

ホームページの掲載文というのは、外に対して発信するものですが、これがなかなかどうして、自分自身に対してもじわじわと効いてくるものがあるんですね。

言ったからには守らなければなりません。
これを読んで共感してくださった方が、これを信じて生徒さんとして来てくれるからです。

せっかく来て下さった方の期待を裏切るわけにはいかないですよね。

でも実際のところは、自分の理想、方針を謳っても、個別の生徒さんとの関係においては、いつもいつもスムーズにうまく行くわけではないかもしれません。

そんな時、人に対して宣言をしていなければ、自分の中でいくらでも逃げることができてしまいます。
生徒さんや親御さんのせいにすることだって、いくらでもできるでしょう。

現実には難しい時だって、それはあるでしょう。
でもそこで「私はこういうピアノ講師です!」という宣言があると、自分のその言葉を順守しようという力が自分に湧いてきます。
表面的には人のせいや環境のせいにしたい気持ちが湧いてくることはあっても、人のせいにできない自分もまた自分の中に現れてくることになるのです。

「難しいけれども、私はやる。なぜなら私がやると言ったから」

これが「プロ意識の背後にあるもの」なのではないかと私は思います。

これが無かったらいくらでも言い訳できてしまう。
でもこれがあることで、自分の仕事に対する「真摯さ(インテグリティ)」を保ち、高める力が生まれる。

ホームページを作成し、そこで自分の考えを発信するということにはそうした効用もあると、私は感じています。

以前、私の「お客様の声」を頂いた横浜のピアノ教室のT先生も、アンケートにこんなことを書いてくださっていました。

私が思い描いているお教室に少しずつ近づいていると思います。又、私自身、サポートを受けてから、指導者としてのプロ意識ももっと高くなってきました。
※全文はこちら「私が思い描いているお教室に少しずつ近づいている」― 横浜のピアノ教室 T先生の声

今回、S先生の中でむくむくと湧き上がってきた感覚は、こういうことだったのだろうと思います。
とても良いことですよね ^ ^

これからS先生がレッスンプロとしての意識をどんどん高めて、理想の生徒さんを集めていけるよう、私も自分の言葉を守っていきたいと思います!
S先生、これから一緒に頑張っていきましょう ^ ^