あれ?空気読めてない?? 私がお金の話を堂々とブログに書く狙い

理想のピアノ生徒が集まるホームページ制作&集客コンサルタントの永井です。

今月のアタマに

雇われピアノ講師 と 自宅ピアノ講師 ~ あなたのレッスン料の取り分は何%?

というブログ記事を出しました。

「ピアノの先生のレッスン料の取り分」
というお金のテーマで、がっつり5,000文字にわたり、私の考えを述べました。

今回は、なぜ私がブログやホームページでこれだけ露骨にお金の話をしているのか、その理由をお話ししてみます。

お金の話をしづらい文化を感じる

あくまで私が個人的に感じているところですが、音大を筆頭に、この業界ってお金の話がしづらい雰囲気がないですか?

「ピアノレッスンはビジネスです」

なんて堂々と言おうものなら

「あなたはお金のためにピアノを教えてるんですか?」
「大切なのは云々かんぬん・・・」

みたいな冷ややかな批判を浴びそう。
お金の話をするだけで「金の亡者」みたいな汚いヤツというレッテルを貼られそう。

何となく、そんな雰囲気を感じているのは私だけでしょうか?

私がお金の話をガンガンする狙い

だったらなぜ、私はお金の話をガンガンこのホームページやブログに書いているのだと思いますか?

私が「カネの亡者」だからですかね?(笑)

答えは、私は「ピアノ教室を生業(なりわい)のビジネスとしていこう」という気概のある人とだけお取引がしたいからです。

私は日本全国のピアノ教室の先生に対し

「理想のピアノ生徒が集まる仕組み作り」

と謳って、ホームページを中心としたネット生徒募集のサポートをしています。

ピアノ教室も「理想の生徒」と言う像(マーケティング用語でペルソナと言います)を明確にして、そういう客層だけを集め、そうでない人は寄ってこない、そういう仕組みを私と一緒に作りましょう、というサービスをご提供しているわけです(サービスの料金と詳細はこちら)。

※「理想の生徒」について詳しく知りたい方は次の記事をご覧ください。
理想のピアノ教室を創るための「土台」とは何か

ピアノ教室で理想のお客さん像を設定して良いように、当然、私も私のお客さんに対して「理想の像(ペルソナ)」があるわけです。

それが前述したように

「私は中長期的に、腰を据えて、覚悟を持って、“ 仕事(生業)” ととして本気でピアノ教室をやって行く!」

そういう気概のある先生です。

そういう先生に私は出会いたいから、ピアノ教室を、ピアノレッスンを、ビジネスあるいは経営として見た話を、私はバシバシ発信しているわけです。

類は友を呼ぶ

私はネットで理想の生徒が集まる仕組みの基本原則として、「類は友を呼ぶ」という法則をこのブログでもご紹介しています。
ネット生徒募集の秘訣!「類は友を呼ぶ」

この法則は当然、私のホームページにも働いているんですね。

もしも

お金は汚い
子供をダシにお金を儲けようなんてけしからん
音楽でお金を儲けようなんてけしからん
「芸術」とはなんたらかんたら

そんな価値観をお持ちの方が、私のホームページやブログを読んだら、さぞかし毛嫌いするでしょうね(笑)
そしてこのホームページを離脱することでしょう。

それでいいんです。
そのためにも書いてるんです。
「類は友を呼ぶ」とはそういうことでもあるのです。

だから私は、大内孝夫先生の『音楽教室の経営塾①②』という書籍(※1)を、このホームページでも私のセミナーでもおすすめしていますし、先生の講座にお呼び頂いた時は喜んでウェブ集客のお話をさせて頂いているわけです(※2)。

※1. 大内孝夫著『「音楽教室の経営」塾①②』(音楽之友社、2017年)

※2. ピティナ「『音楽教室の経営』塾」セミナーにて、実践例としてご紹介頂きました!

「想い」と「お金」なんで2択なの??

愛か?お金か?みたいな話じゃないですけど笑
どぉ~~も、「お金を取ること= 他の何かを捨てること」みたいな2択の話に持ち込みたがる人が一定数いるように感じるんですよね ^ ^ ;

何のために音楽を教えるのか?

ピアノの楽しさ、音楽の素晴らしさ美しさを知ってもらいたい、音楽の豊かな世界を味わってほしい、心の支えを手にしてほしい、誰もがそういう想いを持っていると思うんですよね。
私だって持ってます。

どんな先生だって、それを自分でも享受してきたからこそ、これまでピアノを続けてこれたのではないでしょうか。

その想いを伝えることとお金を得ることは、二者択一なんでしょうか?
本当に??

そもそもお金というものは人の役に立った事の対価として頂くものです。

子供にピアノを教えて、楽譜が読めるようになり、教室はやめても、一生、自分の力で音楽の世界にアクセスして音楽を享受することができるようになる。

素晴らしいことですよ。
素晴らしい価値です。
どんどん広まるべきです。

先生にだって先生がいたはずで、学費やレッスン料もたくさん払ってきたことでしょう。
高かったかもしれません。

じゃあ、自分が享受してきた音楽の世界を、今まで払ったお金と引き換えに「返品」したいですか?

もし手放したくないのであれば、あなたは音楽というものに対して、それだけの金額に値する「価値」を感じているということなんだと思います。

それだけの価値を世の中に、人さまに提供して、それだけの対価をいただくというのは、極めて正当なことだと、私は思います。

音楽の素晴らしさを知っている人ほど、堂々とその価値を世の中に広げ、自信を持って喜びの対価を受け取るべきです。

逆に言うと、それだけの価値を提供できるのがプロというものなのではないでしょうか。
私はそう思っています。

以上、今回は「お金」というものについて、私がこの業界で感じていることと、私の考えをお話ししました。

 

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