ご相談事例:トランペット教室~全ての施策に先立つ問い「 顧客は誰か?」

永井です。

8日のセミナーから続いたご相談者さんの最後は、とあるトランペット教室の先生です。

まだ20代前半のフレッシュマン。
新しいことを積極的に学び、投資しようという素晴らしい姿勢の持ち主でした。

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いつものように、渋谷のエクセルシオールでアイスコーヒーを注文して席に着きます。

「さて、今日は何を聞きたいですか?」

と、ノートPCを立ち上げながら会話を始めると

「ホームページって何を載せたら良いんですか?」

「指導先の学校の生徒さんにレッスンに来てもらうにはどうすれば?」

「ブログって何を書いたら良いんですか?」

と、出てくる出てくる(笑)

さて、この3つの質問ですが、あなたはこれを見てどう思いますか?

私が思ったのは、

全部、「何をやるか」という「戦術」に目が行ってるな

という事です。

「顧客は誰か?」を発想の起点に

発想の起点を「何をやるか」に持ってくると、うまくいかないと思います。

「何をやるか」「何を書くか」は手段ですよね。
手段とは、目的があって初めて決まるものです。

この時、発想の起点に置くべきは「顧客は誰か?」です。
つまり、一体誰に向かってメッセージを発するのかを、まず定めます。

次に考える事は「その顧客が欲しい情報(顧客にとっての価値)は何か?」です。

要するに、

「誰に」
「どんな情報を」
「どうやって提供したら」
「こちらが望む行動を起こしてもらえるか?」

それを「頭の中で具体的にシミュレーションする」ことです。

顧客が購買行動に至るまでの経路を想定して、レール(戦略)を設計するのです。

そのブログを書くのは何のため?

「なるほど!じゃあブログで『ハイトーンの当て方(高い音を出すコツ)』とか書いたら良いんですかね?」

う~ん、おしい!

今、ブログを書いて目指すのは、生徒さんの獲得ですよね?

では、トランペットを習いに来てくれる人=顧客というのは、一体どんな人だろうか?
と考えるわけです。

実は、お金を払ってまで管楽器を習いに来る人というのは、初心者~初級か、せいぜい中級くらいまでの方がほとんどです。

ある程度吹ける人は、好きな吹奏楽団やビッグバンドで、もう音楽を満喫してます。

そこをわざわざお金を払って、ストイックにレッスンを受けようなんて人は少数なんですね。
(これが吹奏楽人口は多い割に管の教室業界が上がったりな理由です)

もうお分かりですね?

「ハイトーンの当て方」に食いつく人は、はたして顧客なのか?
ということです。

トランペットの技術レベルの判断については、私は素人ですが、ハイトーンが上手く出せなくて悩んでる人って、既にけっこう吹ける人なんじゃないですか?

ブログのターゲットである初心者や初級者が、検索したりクリックしたりするのかな?
と思ったわけです。

う~ん、あまり打率は期待できないんじゃないでしょうかね。
むしろそのオクターブ下の出し方の方が当たるんじゃないですか?(笑)

こんな具合に、ターゲットとなる顧客にとって価値のある情報を発信していきましょう。

的外れなブログを書いていても、たぶん成果は出ませんよ。

顧客に響くコンテンツを

この方は他にも、将来的に成し遂げたい夢や、音楽療法のレッスンに携わっている事などは書いても良いのかと質問されました。

確かに、ただラッパが吹ける様になれば良い人には、どうでも良い事かも知れません。

しかし、私は書いた方が良いだろうと言いました。

というのは、教室業というのは、先生という1人の人間が商品だからです。

何を思い、何をしているのか、といった人柄の部分までもが
「この先生は良いな~」
「この先生は嫌だな~」
という判断材料に入ってきます。

そういう意味では「志ある若者」という先生像は、好印象に働くのではないでしょうか。

音楽療法に携わっている事も、中学生や高校生の保護者の方には安心材料になるんじゃないですかね。

こういった具合に、万事、ターゲットとしている顧客に、何を書いたら響くか、どう書いたら響くかを、考えながら書くと良いでしょう。

私はこの方の夢や生き方を見ていて、応援したくなりました。
5年後、10年後にどんな活躍をしているか、楽しみです。

私にそう思わせたのはこの方の実力です。
そして、他にもそう思う人がたくさんいるかも知れません。
バシバシ発信していれば、共鳴する人達が寄ってくるでしょう。

ぜひこれをきっかけ、ファンをたくさん作って頂き、この音楽業界を一緒に盛り上げていきましょう!

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