昨日は午前中に三重のピアノ教室の先生からご依頼いただいた、ホームページ作成の打ち合わせを電話で行いました。

こちらのピアノ教室さんは既に簡単なホームページをお持ちでしたが、私のセミナーを受けてピアノ生徒の集め方を学んでいただいたところ、私がいつも言っている「ホームページを育てる」ということに不向きなホームページであるということが分かって、一からやり直したいと私のほうに作成のご依頼をくださいました。

今回の先生にはお子さんがおり、今までは小さくて手がかかったため積極的にピアノ生徒を増やすことはしてこなかったのですが、この春にお子さんが小学校に上がったため、そろそろピアノ教室の集客にも力を入れていこう、というタイミングでもあったそうです。

こういう方は私のお客さんのピアノ教室でも多いですね。

お子さんが小学校に上がるまでは、なかなか手が空かず、レッスンの時間も確保できないということで、ゆっくりペースでピアノ教室の運用をされている方はよくいらっしゃいます。

それでいいと思うんですよね。
無理をせずライフステージに合わせた集客をしていけば良いと私も思います。

今回の先生のようにピアノ教室の生徒と同じぐらいのお子さんを育てている最中の方(私は現役ママと呼んでいますが)は、お客さんであるピアノ生徒のご父兄の方と同年代であることが多いです。

私がホームページを作成したピアノ教室の先生でもこういう方はとても多いのですが、こういう方を何人も見てきて感じるのは、ピアノの先生としての感覚も、若いママの世代の子育ての感覚に近い、ということです。

まぁ当たり前といえば当たり前かもしれませんが、実際そうなんですね。

もう子育ても終わっていて、老後の人生設計の一環で私にホームページの作成と集客サポートをご依頼くださるピアノ教室さんも多いですが、そうした教室の先生方と比べても、やはり平均的に、生徒の保護者さんに近い感覚をお持ちの方が多いと感じます。

私は以前から個人ピアノ教室の集客において、現役ママは武器になるということをずっと言ってきましたが、昨日の打ち合わせなんかを通しても、より鮮明にこれを感じるようになってきました。

やはり今の若いママたちの「時代の感覚」「時代の違い」みたいなものは厳然とある気がします。

これに近いのが良くて、遠いのが悪いとは言いませんが、やはり近い先生の方がピアノ教室の生徒も集まりやすい気がしています。

よくご年配のピアノ講師さんで、「私は若くないから」と、ピアノ生徒が集まらない原因を若くないからとし、生徒が集まっている他の教室は「先生が若いからだ」というようなことをおっしゃる方がいます。

少し違いますが、あながちそんなにズレた感覚でもないのかなと、いう気もします。

それは若いこと自体が有利だということではなく、昨日の三重のピアノ教室の先生のように、お客さんであるピアノ生徒のママさんに近い感覚を持っているからだ、ということなんだと思います。

昨日の先生は講師紹介ページのプロフィールに何を書いたらよいか、そんな大層なことなんて書ける自分ではない、ということで心配されていたようでしたが、私はお話を伺って全然大丈夫だと思いました。

今からホームページに載せる文章や写真の素材などを準備していただくので、完成は早くともこの秋か年末頃になるのではないかと思います。

年明けからの春募集には何とか間に合うかと思いますので、来年の春にしっかりとピアノ生徒を集めていきましょう!