昨日は午後一で愛知のピアノ教室さんとHP生徒募集面談をした後、埼玉のピアノ教室さんとも Web 集客面談を行いました。

こちらのピアノ教室さんは去年の秋頃にホームページを作成させていただき、もうすぐ1年経つ頃です。

こちらのピアノ教室さんの自治体では、8月30日から地域の小学校などが授業を再開しているそうですが、やはり分散登校で午前の登校組と、午後の登校組に分けているそうです。

でもお昼の給食時間がのりづけ部分みたいになっていて、給食は全校生徒で食べるんだそうです。

しょうがないんでしょうけど、なんとも変な話ですよね。

昨日はそんな世間話からピアノ生徒集客面談を始めました。

こちらのピアノ教室の先生はこの春頃からリトミックの勉強も始められていて、毎週ずっと新宿まで研修に通って来られたそうですが、このデルタ株の蔓延でついに、このリトミックの研修も9月の半ば頃までお休みになってしまったと言ってました。

まあリトミックもしょうがないでしょうね。

子供と親とセットで、グループレッスンですからね。

それで体を動かしたり歌を歌ったりするわけですから、難しいんでしょうね。

それでちょっと時間が出来たということで、この先生は8月に地域の他のピアノ教室さんのホームページを見たりしてみたとも言っていました。

そうしたら他のピアノ教室さんは SNS をいろいろとやったり、割引クーポンを出したりと、自分にはできない事を色々やっていて落ち込んでしまったと言うんですね。

人と見比べて凄いなあと思う、よくある話です。

私はピアノ教室の生徒募集においてはまずホームページを優先して、その後余裕があれば SNS もやっても良いし、やらなくても良い、というようなことを言っています。

そういうことを言うともっと SNS をやればいいのにみたいなことを私自身が言われたり、私のお客さんのピアノ講師さんが周りの人から言われたり、ということが本当に多いです。

昨日のピアノ教室の先生も、他のピアノ教室さんは SNS をやっているのに自分にはできないと落ち込んでいたんですけれども、ここについて私は一つ感じているところがあります。

それはほとんどのピアノ講師さんは他の人が SNS をやっているという事実だけを見て、すごいと思ったり、自分もやらなきゃと思ったりしているということですね。

やるだけなら簡単ですよ。
誰にでもできます。

肝心なのはそれでピアノ生徒が増えるという結果が起きているのかどうかであるのに、 SNS をやらなきゃとか、 SNS をやらないんですかとか言う人は、ほぼ全員この観点がないんです。

SNSをやっている事実しか見ていないんですね。
SNS をやっているだけですごいと思ってるんです。

他の人の SNS を見てもそれがうまくいっているのか、ちゃんとピアノ生徒集客システムの一環として機能しているのか?というところまでは見抜く力が全然ないからだと思うんですけどね。

というかそれ以前に、そういう観点自体がない人がほとんどなんだと思いますけど。

なのでまあ今回の埼玉のピアノ教室の先生にも、普段から忙しくて月に2~3本のブログを書くのがやっとなんですから、無い時間をさらに SNS に散らしたってロクな結果になりませんよ、それを見ている時間に一本でも多くブログを書いてホームページの肥やしにしていった方が、よっぽどピアノ生徒は増えると思いますよ、という話をしました。

時間と労力は Web 集客の重要な、そして限られた資源です。
お金と同じで、限りあるそれをどこに投資するかということなんですよ。

暇で暇で時間がたっぷりあるなら色々やればいいですけれども、ピアノ教室の先生も毎日のレッスンで忙しいです。
レッスンの準備やご自身の練習だってあるでしょう。

そうであるならばその限られた資源を教室ホームページの肥料に全投入して、ホームページをお金がなる資産に育てていくほうがよっぽど良いと、私は思うんですけどね。

選択と集中の原理というものを、もっと考えられると良いんじゃないでしょうか。

ブレている時間もロスですから、淡々とやるべきことをやっていきましょう。