【ピアノ教室コロナ対策⑤】一斉休校も2週目 ~ レッスン再開はいつから? これから休講という決断も?

永井です。

新型コロナウイルス感染症対策としての一斉休校も、2週目に入りましたね。
この一週間だけでもずいぶんと新しい感染のニュースが飛び交いました。

今回は、コロナウイルス対策としての、町の個人ピアノ教室のレッスン再開と休講をどう判断するか?ということを、今の時点(2020年3月9日)で改めて考えてみたいと思います。

一斉休校とともに既にピアノ教室をお休みにしている先生、様子を見ながら慎重にピアノレッスンは続けてきたけれども、ここ数日のニュースを見ながら「さてこれからどうしようか?」と思っている先生など、色々いらっしゃると思いますので、予定通りピアノ教室を再開するか、これからお休みにするのかについての、1つの参考意見としてお読み頂けると幸いです。

「参考になった」「助かる」というメッセージを多数頂いています

さて、先月末(2020年2月28日)から【ピアノ教室コロナ対策】というシリーズとして、その時々での、私なりの考えを発信してきました(今回で5回目)。

この10日ほど、ピアノ教室の新型コロナウイルス対策として色々な角度から考えてきましたが、実はあちこちの先生から「参考になって助かった」「こういう情報はありがたい」といったメッセージを結構いただき、私も励まされていますメッセージは こちらのLINE から受付中!)。

これらのメッセージもまた改めてご紹介させていただきたいと思っていますが、こうしたご感想をあちこちから頂いて感じたのは「個人ピアノ教室の先生というのは、まだまだ孤独なんだな」ということです。

スマートフォンとSNSの普及もあって、昔よりはずいぶん、ピアノ先生同士のつながりもできているのはだろうとは思います。

それでもやはり、いざこういうことが起こると、自分のピアノ教室ではどう判断したら良いのか、他の先生はどうしているのか、他の人はどう考えているのか、参考になる情報が欲しい。

そうして独り悩んでいるピアノ講師さんが、日本中に相当いらっしゃるんじゃないか、という感じが私はしています(わざわざメッセージを送ってくださる方というはごく一部だと思うので ← 希望的観測?笑 )。

私が書いているのは「正解」でも何でもなく、私一個人の、ただの見方、考え方に過ぎません。
今回の騒動に際して、私の頭の中で起こっている会話を開示しているだけです。

そんなものでも、「参考になった」「助かる」と言ってくださる方がいるなら、私も今私にできることをやろうと思い、今回の第5回も書いてみようと思った次第です。
ここまでこのシリーズをお読みくださっている皆様、ありがとうございます。

前置きがずいぶん長くなりましたね。
本題に入りましょう。

 

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じりじりと子供たちに忍び寄る?新型コロナウイルス

この一週間、ずいぶんいろんな動きがありましたが、ピアノ教室の運営と言う面からニュースを見ていて、特に私が気になってきているのは

「ずいぶん子供たちの周りに感染者が出てきたな」

ということです。

ニュースを見て同じように心配されているピアノ先生も多いのではないでしょうか。

京都ではコロナウイルスに感染された方がマクドナルドで勤務されていました。
世田谷区では保育所に勤務する調理師の方にコロナウイルスの感染が確認されました。
足立区では幼児と小学生の姉弟に感染が確認されました(こちらは家族感染)。

[2020.3.10追記] 京都では9日に女性保育士の感染が確認され保育所が休園となりました。

幼児から小中高生まで、多くの子供たちと接するお仕事の方達のコロナウイルス感染が確認され始めて、実際に子供の感染も確認されてきているな、というのがこの一週間の動きを眺めていて私がまず思ったことです。

子供への感染、子供からの感染

私もあまり不安を煽るようなことは書きたくないのですが、危機管理というところから考えると、子供への感染が懸念されるということは、同時に、子供からの感染の可能性も頭においておかなければならない、ということかと思います(可能性としては当初からあったことですが)。

そして、新型コロナウイルスは無症状の感染者からも、他の人に感染する可能性がある(※)と言います。
厚生労働省 新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け) 参照

また、公益社団法人 日本小児科学会の公式サイトにはこんなことも書いてありました。

(コロナウイルスに)感染していても無症状である可能性も指摘されていますが、子どもは正確に症状を訴えられない事に注意しなければなりません。

子供って、風邪をひいてても自分で気づかないことがありますよね。
周りの大人が気づいていれば良いですけれども、元気で天真爛漫な子供自身に「自粛」を求めるのは、実際のところはなかなか難しい面もあると思います(幼稚園や学童の先生方も奮闘されてます!)。

そして、もし、万が一、こうした症状の出ていないお子さんや、自分でよく分かっていないお子さんがピアノレッスンに来た場合、まず先生自身が濃厚接触になる可能性がありますよね。

前述の厚生労働省ホームページによると、濃厚接触とは

濃厚接触かどうかを判断する上で重要な要素は二つあり、➀距離の近さと➁時間の長さです。必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(目安として2メートル)で一定時間以上接触があった場合に濃厚接触者と考えられます。

↑だそうです。

先生がピアノレッスン中に子供の手に触れることや、子供が弾いた鍵盤を弾くことは、普通にあるかと思います。
距離に至っては完全に2メートル以内ですし、30分のレッスン時間も「一定時間以上」に入るんじゃないでしょうか。
しかも、防音室という「閉じた環境」です。

こうした点を考えると、まず先生自身がコロナウイルスをもらわないよう

レッスン中は自分の目や口を触らない
レッスン毎に手をアルコール消毒する

といった心がけも大事だと思います。
そして他のピアノ生徒さんに感染させないためにも

レッスン毎にレッスン室の換気をする
レッスン毎にドアノブなど生徒が触りそうなところを消毒する
レッスン毎にピアノの鍵盤を除菌する

ということが大切になってくるのではないでしょうか。

※ピアノ鍵盤の除菌については前回の記事をご覧ください。
【ピアノ教室コロナ対策④】ピアノ鍵盤の除菌・消毒できてます?

これからピアノ教室をお休み(休講)にする、という決断も受け入れられるべき

新型コロナウイルスは高齢者の方が重症化しやすいと、ニュースでもよく流れてますよね。

ピアノ講師自身がご年配である場合もあると思います。

私の母も個人ピアノ教室を運営していますが(※)、「高齢者」と言ったら、まだ、ちょっと怒られるかもしれませんが(笑)、「シニア」にはがっちり入っています(私が今年38歳ですからね)。
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講師自身は若くても、講師と同居する親がご高齢である場合も、よくあるかと思います。

決して脅したいわけではないのですが、ピアノ講師や、そのご家族へ、新型コロナウイルスの感染が及ぶ現実的な可能性というのを、この一週間で、じわじわ、少しずつ考え始めている方は、恐らく少なくないんじゃないでしょうか。

政府が正念場と言っていた1~2週間は今週末にも終わりますよね。

[2020.3.10追記] 最初の「正念場」発表から2週間後は3月9日(本記事公開当日)でした。大規模イベント自粛要請からの2週間後は3月11日、一斉休校開始からの2週間後が今週末です。

1回目の記事「【ピアノ教室コロナ対策①】レッスンする?しない?休講はいつまで?月謝は?振替は?感染予防は? 対応を考えてみた」にも書きましたが、ディズニーランドやサンリオピューロランド、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなども今週末までを臨時休園としています。
ヤマハ音楽教室でも3月11日(水)までの休講となっていますよね(もう明後日!)。

これらを受けて、個人ピアノ教室さんでも、今週末あたりまでをお休みとしているところもたくさんあると思います。

↑こうした当初の予定期間を見ると、「みんなそろそろ再開するのかな?」という感じはしますよね。

そしてもし、「これから」ご自分のピアノ教室をお休みするとしたら、「今さら」と言われそうな気もどこかにあるかもしれません。

でも上記テーマパークや世の中も、本当に今週末から自粛解除するんですかね?
企業のテレワーク推奨も解除されるんでしょうか?
お花見の宴会できちゃいますかね?

それを考えると、「これからピアノ教室をお休みする」という決断も、遅すぎはしないんじゃないかと私個人としては思います。

[2020.3.10追記] ちょうど9日(本記事公開当日)に厚生労働省から、イベントやスポーツの自粛要請を3月19日(木)まで延長(継続)する意向が発表されました。

[2020.3.24追記] ヤマハ音楽教室は3月19日発表の政府専門家会議の見解を受け、感染者数の多い地域または感染状況が拡大傾向にある都市部を中心とした地域(北海道・東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・愛知県・大阪府・兵庫県)では3月31日(火)まで休講、感染状況が確認されていない地域または極めて限定的な感染状況に留まっている地域(東北6県・北陸3県・中国5県・香川県・徳島県・愛媛県・九州7県・沖縄県)においては各市区町村の学校や公共施設の活動に準じて判断し準備ができ次第順次再開、それ以外の地域は3月31日(火)までの休講を基本としつつ感染状況が著しく低い市区町村の教室は学校等の活動状況を参考にレッスンを再開する場合がある、との案内が公開されました(ヤマハ音楽教室公式サイトより)。
カワイ音楽教室も一部コースのみ3月25日より再開、他のコースは3月31日(火)まで休講期間を延長するとのことです(河合楽器製作所ホームページより)。
東京については3月23日に小池都知事より、この3週間がオーバーシュートが発生するかどうかの分かれ目であるとし、引き続き大規模イベントの自粛を求めるとともに、首都封鎖(ロックダウン)の可能性についても言及されました。

 

そしてもし、講師自身がご年配であったり、ご高齢の親と同居されている場合は特に、今からでも教室をお休みにする決断は受け入れられるべきことだし、言って良いことだと思いますよ。

「今さら」なんてカッコつけてる場合じゃありません。

生徒さんは、こんな中でも「ピアノレッスンに行きたい」と言ってくれるかもしれませんし、ピアノ教室までお休みになったら残念がるかもしれません。

でもそれを気にして、生徒さんや親御さんの期待に応えるため、使命感をもってレッスンを続けているために、教室を休みにすると言えないピアノ先生がもしいらっしゃるとしたら、そうした子どもたちの声は、先生の日頃のピアノレッスンへの称賛としてありがたく受け取って、今は、教室をお休みにする選択をしても、私は良いと思いますよ。

ピアノ教室をしばらくお休みにしたからといって、残念がりはするかもしれませんが、べつにそれを批判するほど人は鬼じゃないと思いますよ(ていうかそんなことあってはなりません)。

すでに教室をお休みにしていて、今月半ばからレッスン再開を予定していた先生についても、同様だと思います。
子供達はがっかりするかもしれませんが、「今は、もうちょっとがんばろうね」という決断も、理解されるべきことだと思います。

そうして、もし早く収束したら、レッスン再開を早めて、来たい子たちに来てもらえば良いだけです。

もちろんこのままピアノレッスンを続けるのもアリだとは思います(もちろんやるべき感染対策をしっかりと講じながら)。

「私はやる」というピアノ先生は、こんな時こそぜひ、子供たちを力付けてあげてください。
もしかしたらこんな時こそ、子供たちが音楽の力を実感するチャンスかもしれませんからね。

以上、今回は、全国の一斉休校が2週目に入った今日2020年3月9日時点で、町の個人ピアノ教室をお休みにするか、しないか、あるいはお休みを延長(再開を延期)するかということについて、私の個人的な考えを述べてみました。

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首相官邸:新型コロナウイルス感染症対策本部
内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室:新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の対応について
厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について