【ピアノ教室コロナ対策⑥】専門家会議が見解公表 ~ レッスンはいつから再開? いつまで自粛?

永井です。

昨夜(2020年3月19日夜)、新型コロナウイルス対策について政府の専門家会議から見解が発表されました。
テレビやネットのニュースでご覧になった方も多いかと思います。

今回は、この専門家会議の見解を受けて、町の個人ピアノ教室の先生向けに、いつまでピアノレッスンを自粛(休講)するか、いつからレッスンを再開するか、その判断と今後のコロナ対策について、現時点(2020年3月20日)で改めて考えてみたいと思います。

 

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基本的には「これまで通り感染拡大防止に注意しつつ、感染リスクの低い地域や活動は徐々に再開(自粛解除)」という事か

最近の新型コロナウイルス関連のニュースと言うと

特措法の成立により総理大臣による緊急事態宣言が可能になったり
イタリアをはじめヨーロッパで爆発的に感染者が増えていたり
WHO(世界保健機関)がパンデミックを宣言したり
アメリカのトランプ大統領が国家非常事態を宣言をしたり
日本でもヨーロッパ各国からの入国制限が決まったり
この3連休での大阪兵庫間の移動自粛が要請されたり

物々しい話題が飛び交っています。

経済面でも、日経平均や米株式市場が急落したりして、リーマンショックの再来(コロナショック?)かのようなムードも漂い始めていますよね。

そんな中、全国の小中高校の一斉休校が始まってから、もうすぐ3週目が終わろうとしています。
[2020年3月21日 追記] 今回の専門家会議の見解を受けて、3月20日、萩生田文部科学大臣がこの春休みまでの小中高校の一斉休校を延長しないことを表明しました。

「コロナ疲れ」なんて言葉も言われるようになり、大人達だけでなく、子供達にも大変なストレスが溜まってきていることでしょう。

学校に行けないというストレスもあり、ピアノ教室の個人レッスンは、子供達の貴重な息抜き、心のオアシスのような社会的機能を果たしている側面も、私には見えます。

ここまでピアノ教室をお休み(自粛)にしてきた先生の中には、いつからピアノレッスンを再開できるか、再開して大丈夫なのか、ということは非常に大きな関心事でしょうから、昨夜の専門家会議の発表に注目していた方もきっと少なくないかと思います。

さて、ではその専門家会議の見解がどうだったか?ということですが、まずは「何とか持ちこたえられている」とのことでしたね。

イタリアやスペイン、フランスといった国々のように感染者が爆発的に増える状態(オーバーシュート)には何とか至っておらず、医療体制が崩壊し、社会機能が停止する「ロックダウン」という状態も回避できている、という見方のようです。

ではピアノ教室ももう自粛を解除して、ピアノレッスンを再開できるのかと言うと、そこは地域によって異なるようです。

つまり

①「感染が拡大している地域」では緊急事態宣言や、一律自粛(外出禁止令も?)の必要性を検討する

②「感染が収束に向かい始めている地域」は「感染拡大のリスクの低い活動」から徐々に自粛解除を検討する(しかし感染拡大の兆しが見え始めたら再び活動を停止する)

③「感染が確認されていない地域」は「感染拡大のリスクの低い活動」から解除しても良い

とのことでした。

※この3つの地域区分はその後4月1日に「感染拡大警戒地域」「感染確認地域」「感染未確認地域」と呼び方が更新されました。

要は「感染リスクが低そうな地域であれば、クラスター感染などの発生リスクが低い活動であれば、注意しながら活動再開を検討してね」というようなことかと私は解釈しています。

これまでも実際みんなそう判断してたんじゃないの?っていう気もしますけど ^ ^ ;
「引き続き」と言われた感じが私はします。

それにしても、「感染が収束に向かい始めている地域」とか「感染が確認されていない地域」の「地域」って、一体どの範囲を指してるんでしょうか、、、

都道府県単位?
市区町村単位?
感染者の市区町村が公表されてない「地域」はどう判断したらいいの?

と、何とも歯切れの悪い表現ですよね(そもそもキレイに線引きなんてできないんでしょうけど)。

会見の中では、都道府県や市区町村などの「行政単位の区分」というよりも「人の動き・流れによる区分」というようなことも言われていました。
この3連休での往来自粛要請が出た、大阪と兵庫間という「地域」区分もこれにあたるということでしょうか。

「感染拡大のリスクの低い活動」については明確な指針が出されています。

1.換気の悪い密閉空間
2.多くの人が密集している空間
3.近距離での会話などがある空間

↑この密閉・密集・密接の3条件を同時に満たす活動や大規模イベントは、引き続き中止や延期といった自粛を求める、ということのようです。

これももう、耳にタコができるほど散々聞いてきましたよね ^ ^ ;
(私もこれまでの「ピアノ教室コロナ対策シリーズ①~⑤」でも、だいぶ書いてきましたので詳しくはそちらをご覧ください)

「ですよね」って感じです。
やっぱりここは引き続き注意しながら、慎重に活動を再開していってください、ということなのでしょう。

「ピアノ教室の個人レッスン」という活動が上記のどれにあたるかと言うと、

3.近距離での会話などがある空間
↑これはもう、オンラインレッスンにでもしない限り避けがたいですよね。

でも

2.人が密集している空間
↑これは個人レッスンであれば該当しません。

※今のところ(2020年3月20日朝の時点)、グループレッスンであるヤマハ音楽教室のレッスン再開日は未定のまま、カワイ音楽教室のレッスン休講期間も3月22日(日)までと、変更は発表されていないようです。

1.換気の悪い閉じた空間
↑これも防音室などの構造によるかもしれませんが、努力でクリアできるピアノ教室さんも多いかと思います。

このコロナ対策シリーズ記事でも書いてきたように、手洗いうがい、マスクの着用、 ピアノ鍵盤をはじめドアノブや教室備品などの除菌消毒、そして熱や咳などの症状のある子はお休みいただくなど、これまでの感染防止策はしっかりとやった上であれば、感染拡大が落ち着いてきている地域であれば、ピアノレッスン再開(自粛解除)も検討してね、ということかと思います。

この「3つの条件」については今回の専門家会議からも

もし大多数の国民や事業者の皆様が、人と人との接触をできる限り絶つ努力、「3つの条件が同時に重なる場」を避けていただく努力を続けていただけない場合には、既に複数の国で報告されているように、感染に気づかない人たちによるクラスター(患者集団)が断続的に発生し、その大規模化や連鎖が生じえます。そして、ある日、オーバーシュート(爆発的患者急増)が起こりかねないと考えます。

↑というコメントが出ているように、引き続き対策をとることがマストです。

また、ピアノ教室に出入りする生徒さんは、小さなお子さんや小中高生が多いかと思いますが、今回の専門家会議からの提言では「若者世代の皆様へのお願い」として次のようなことも言われています。

若者世代は、新型コロナウイルス感染による重症化リスクは高くありません。しかし、無症状又は症状が軽い方が、本人は気づかずに感染を広めてしまう事例が多く見られます。このため、感染の広がりをできるだけ少なくするためには、 改めて、3つの条件が同時に重なった場に近づくことを避けていただきますようにお願いします。

お子さんや若い方を生徒さんとしてを受け入れるピアノ教室としては、一見元気そうな子であっても、誰が感染しているか分からない、という可能性を念頭に、感染拡大防止策を引き続き徹底することが大事かと思います。

そして今回、「高齢者や持病のある方に接する機会のある職業ならびに家庭の方へのお願い」として、こうも言われています。

高齢者や持病のある方に接する機会のある、医療、介護、福祉ならびに一般の事業者で働く人は一層の感染対策を行うことが求められます。発熱や感冒症状の確認ならびに、感染リスクの高い場所に行く機会を減らすなどの対応が当分の間求められます。
これまでの国内外の感染例でも、家庭内での感染の拡大はよくみられています。同居の家族、特に、そのご家庭の高齢者を訪問される際には、十分な体調確認を行った上で、高齢者の方と接していただくようにしてください。

前回の「ピアノ教室コロナ対策⑤」でも触れましたが、ご高齢の方が同居されている自宅ピアノ教室さんは、事態が収束するまでお休みを続けるという決断も、社会的に理解されるべきことでありますので、どうぞご無理をなさらないでくださいね。

以上、今回は昨夜(2020年3月19日夜)行われた、政府の専門家会議の発表を受けて、現時点での、町の個人ピアノ教室のレッスン再開の判断と、行うべきコロナ対策について、改めて考えてみました。

休校してきた小中学校などで、登校を再開したり卒業式を行うところが出てきている点を見ても、お休みにしてきた個人ピアノ教室さんも、地域によってはそろそろレッスン再開を考え始めても良いのかな?、というのが、今回の専門家会議の見解を受けて私が思ったところです。

正直、それほど意外な見解ではなかったですが、今回、専門家の方々からこうして、地域により注意しながらではあっても、少しずつ活動再開を考えてもいいよ、と言ってもらえたことは、1つの希望の兆しでもあるのかな、というように私は捉えたいと思います。

この、何ともゴールがどこにあるのか分からないマラソンのような状況に、「いつ終わるんだ!」とうんざりしているのは私だけではないでしょう ^ ^ ;

ここから新型コロナウイルスの感染がさらに拡大することもなく無事収束し、皆さんの生活が元に戻ることを切に願っています。

これから春休みに入り、子供達が元気に新学期を迎え、学校に、ピアノ教室に、笑顔が集まっているようになるといいですね ^ ^

※今回の専門家会議による「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」は厚生労働省のホームページに公開されており、本記事に記載の引用文もこれを参照しています(こちら)。

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※新型コロナウイルス感染症に関する正確な最新情報については次の各機関のホームページを、各都道府県知事の対応については各地域のホームページ等をご覧ください。
首相官邸:新型コロナウイルス感染症対策本部
内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室:新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の対応について
厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について