【ピアノ教室コロナ対策⑦】緊急事態宣言→首都封鎖 起きたらどうなる?

永井です。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、東京都の小池知事が2020年3月25日(水)の夜に「首都封鎖(ロックダウン)」なんて物々しい言葉とともに「今が感染爆発の重大局面である」との会見を開いてから、もうすぐ一週間が経ちますね。

この数日で「緊急事態宣言」と「首都封鎖」が急速に現実味を帯びてきつつあるように感じます。
というのは昨日(3月30日)、日本医師会が記者会見を開き「緊急事態宣言を出してほしい」と訴えたからです。

これを受けて今回も、町の個人ピアノ教室の先生向けに
この緊急事態宣言と首都封鎖がもし起きた場合にどうなるのか?
個人ピアノ教室のレッスンはどうなるのか?

まとめてみました。

[2020年4月7日追記]
本日4月7日夕方、安倍総理より「全国的かつ急速な蔓延による国民生活、及び国民経済に甚大な影響を及ぼす恐れがある事態が発生した」として緊急事態宣言が発出されました。
緊急事態措置を実施すべき期間と区域は
期間:令和2年4月7日~5月6日
区域:東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府、兵庫県、福岡県
として外出自粛を強く要請しました。

 

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重症患者の病床確保が危ぶまれている

前述の通り、日本医師会は「緊急事態宣言をもう発令しても良い」という見解を3月30日に示しました。

現在の日本の状況について、菅官房長官は同日の会見で「ギリギリ持ちこたえている状況だ」なんて言いましたが、お医者さんから言わせると、持ちこたえられなくなってから(爆発的な感染拡大が起きてから)では手遅れだ、ということのようです。

これから感染爆発(オーバーシュート)が起きると、医療崩壊を起こし、重症患者に対してきちんとした医療を提供できない状態になってしまう可能性が非常に高いのだそうです。
そうなると助けられる人も助けられなくなってしまいますよね。

昨日(3月30日)はもう1つ、ショッキングなニュースが流れました。
志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなられました。

私はもう、物心がついた頃から、志村けんさんをテレビで見て楽しませてもらってきたので、本当に悲しいです(たぶん私の人生の記憶の底にある一番古い芸能人だと思います)。

まじかよ、、、こんな終わり方って、、、
そんなやるせない気持ちでいっぱいです。
もう、本当に悲しい。

このニュースを受けて、肺炎って本当に恐ろしいんだな、ということを改めて感じました。

そして、もし感染爆発が起きた場合、この肺炎患者のための人工呼吸器が足りなくなってしまうかもしれない、ということで今、世界中でこの人工呼吸器の増産が叫ばれていますよね(アメリカではトランプ大統領が、自動車メーカーである GM ゼネラル・モーターズ に人工呼吸器の生産を命令しました)。

医療方面から見ると、日本は今こうした局面にあるようです。

その感染爆発を今ここでなんとか抑え込もうというのが「首都封鎖」で、その要請を、小池都知事を始め各都道府県知事が出す事に法的根拠を与えるのが「緊急事態宣言」なわけですね。
総理大臣が緊急事態宣言を発令するのは、次の2つの要件を満たすと判断される場合だそうです。

●国民の生命や健康に著しく重大な被害を与えるおそれがある場合
●全国的かつ急速なまん延により国民の生活と経済に甚大な影響を及ぼすおそれがある場合

↑これってもう、既にけっこう満たしてるんじゃないですかね?

医療崩壊を起こしたら間違いなく「国民の生命や健康に著しく重大な被害を与える」と思います。

それだけの爆発的な感染が発生したらもう、日本だってヨーロッパ各国のような外出禁止令が必要になるかも分かりません(感染しても救えない人が出てくるわけですからね)。
そうなった場合は私たちの生活はもちろん、日本経済への影響だってこれまでの比ではなくなるでしょう。
つまり「国民の生活と経済に甚大な影響を及ぼすおそれ」に十分に当たるんじゃないでしょうか(緊急事態宣言自体もこれに当たるので天秤にかけているのでしょう)。

それを考えると、昨日流れた「4月1日発令説」はデマでしたけれども、「本当にそろそろなんじゃないか」と思ってしまいます。

※ちなみにアメリカで出ているのは「国家非常事態宣言」で、日本のは「緊急事態宣言」です。「非常事態」と「緊急事態」と微妙に違うので、今後の対応でピアノ教室のお知らせ等に書く時は注意しましょう ^ ^

緊急事態宣言が出たらどうなるか

緊急事態宣言が発令されると、対象となる地域の都道府県知事に、外出自粛要請などの権限が付与されることになるのだそうです。

「自粛要請なんて、小池都知事だって他の知事さんだって、これまでも既に言ってきてるじゃん?」

とも思いますが、緊急事態宣言により、それを言う法的な根拠(正当性と言っても良い?)ができることになります。

これまでも、法的根拠のない「お願い」に従ってきた真面目な日本人ですから、これにより自粛の動きはさらに加速するだろうと言われています。

「首都封鎖」って具体的にどうなるんだろう?

もし「首都封鎖」ということになったら、実際どうなるんでしょうね?

首都と言うからには東京だけなんでしょうか?

3月25日(水)の夜に小池都知事が週末の外出自粛要請を出しましたが、これを受けた神奈川、埼玉、千葉、山梨、そして栃木、茨城の各県知事からも、この週末は東京方面への移動を控えるよう各県民へ呼びかけがなされました。

そして3月26日(木)に小池都知事が「都民へのお願いは首都圏の皆さんへのお願いと同様」と話しているように、「首都封鎖」は実質的に「首都圏封鎖」になるのではないかと思われます。

ではその都道府県知事に、緊急事態宣言によってどんな権限が付与されるのかと言うと、使用制限の要請や指示ができる施設は、学校や社会福祉施設、そして、映画、演劇、音楽、スポーツなどを公衆に提供する興業施設だそうです。

医薬品や食料品の売り渡しとか、医療のための土地建物の使用については一定の強制力も持つようですが、多くの措置は強制力を持たない(罰則規定がない)みたいですね。

交通機関が止まってしまうのかどうかも心配なところですが、3月26日に感染症法の政令などの改正が閣議決定され、新型コロナウイルスの蔓延を防ぐために緊急を要する場合に限り、72時間を上限に交通を制限、あるいは遮断できるようになりました。

なので封鎖と言っても、ずーっと電車が使えないとか、多摩川を渡って東京に入れなくなるとか、そういうわけではないようです。

[2020年4月4日追記]
 小池都知事より4月3日の記者会見で「食料品や医薬品などの生活必需品の販売や、銀行などの金融機関など、社会や経済生活を維持するうえで必要なサービスについては、必要な衛生管理などを行ったうえで引き続き営業してもうらう」「交通機関が止まることもない」といった内容の発表がなされました。

[2020年4月6日追記]
 4月6日18時頃、安倍総理より明日4月7日に緊急事態宣言を発令するとの発表がありました。指定地域は東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県で、期間は1ヶ月程度とのことです。
 また東京都の小池知事も21時半頃から記者会見を開き、海外のような都市封鎖(ロックダウン)、移動の制限等を強制的に行うものではないとした上で、東京都は緊急事態措置として、都民への徹底的な外出の自粛要請と、事業者への施設の使用やイベントの制限等の要請をするとしました。そして、食料品や医薬品など生活必需品を購入するための外出、病院に通うための外出に対しては引き続き制限をしない、生活必需品を販売する店舗への休業要請も行わないので、安心して買い溜め等は慎んでほしい、電車等の公共交通機関の運行についても、運休等の要請をする事はないので、性急な帰省等の移動も慎しんでほしいとの発表がありました。
 個人ピアノ教室や音楽教室が休業要請の対象なのかどうかですが、「基本的に休業を要請する施設」の中に「学習塾」が含まれるのが気になるところです。ヤマハ音楽教室やカワイ音楽教室、リトミック教室など、グループで集まって歌ったりするレッスンの教室については、この「学習塾」に類するのではないかと私は思いますが(ヤマハ音楽教室の休講・再開情報はこちらカワイ音楽教室の休講・再開情報はこちら)、1対1のピアノ個人レッスン、個人ピアノ教室がこれにあたるかは、解釈の分かれるところかと思います(いずれにしても自粛要請の対象ではありましょうけど)。

[2020年4月7日追記]
 4月7日夕方の緊急事態宣言発令を受け、東京都の小池知事は同日20時頃より会見を開き、「非常にひっ迫した状況が続いている、重大局面は変わらず」との認識の上で、東京都民に対し、4月8日午前0時に発令される特措法の第45条第1項に基づき、新型コロナウイルス感染拡大防止という「大目的」のための、都内全域での5月6日までの外出自粛を改めて要請しました。そして外出自粛の目的は「命を守ること」とし、集中的に行わないと結局ダラダラと続く事になり経済にとってもマイナスであるとして、この緊急事態宣言が都民の外出自粛をより明確に後押しする事への期待を示しました。
 緊急事態措置の一環としての「施設の使用制限等」の対象施設については、国との調整を行い、4月9日までに都としての成案を得たい、外出自粛の効果を見ながら4月10日の発表、4月11日からの実施したいと述べました。そして新型コロナウイルスから私達自身を、家族を、大切な人を、社会を守るために大切なこととして、ポイントは「ステイホーム」、つまり、家に居てください、外出を控えてくださいとし、外出せざるを得ない場合は「密閉・密集・密接」の3密を避けるよう、改めて要請しました。
 また今回の緊急事態宣言の発出を受けて、東京都として次の2つの条例を専決により制定することも発表されました。(1)東京都新型コロナウイルス感染症対策条例 (2)東京都における新型コロナウイルス感染症のまん延の影響を受けた者の権利利益の保全等を図るための特別措置に関する条例
 マスク不足の問題に対しての記者からの質問に対しては、マスクは今や世界の通貨を凌ぐ存在になってきているのではないか、「マスク外交」といった言葉まで出てきている、マスクは1つの安全の印とされている、と触れた上で、医療用のマスクの確保等についてはそれぞれの病院での必要量をチェックし、都として確保に対応していきたいと述べました(ちなみに小池都知事が会見時に付けていた、ちょっと大きめ?の変わったマスクは、都知事の近所の方が届けて下さった手作りのマスクとのことです)。

 

こうしてみると、ヨーロッパ各国やアメリカで行われているように、必要最低限の活動以外を強制的にストップさせるようなロックダウンというほどにはならないようですね。
もし出歩いたとしても、罰則も無いようです。

したがって町の小さな個人ピアノ教室も「強制的に営業禁止」とまではならず(できず)、引き続き「自粛要請(お願い)」の範囲になるかと思われます。

そうは言っても、前述のように、これまでの大規模イベントの開催(ピアノ発表会も!)や外出の自粛なんかも、ずっと「要請」だったわけで、これに法的根拠が付くことで、強制こそされなくても、自主的な自粛のムードは進むのではないかと言われていますね。

いつまで続くの??

もしこうした都市封鎖が起きたとして、「いつまで続くのか?」というのも気になるところですよね。

つまり都道府県知事が出す外出自粛や、学校、興業施設の使用制限などの要請期間についてですが、政府の「基本的対処方針」では 21日程度とされているようです。

また3週間ですかぁ、、、長っ!!

もううんざりなんですけど ^ ^ ;
しかも場合によっては延長とか、きっとなりますよね、、、

でも、安倍総理は3月28日の記者会見で「いつ急拡大してもおかしくない」「長期戦を覚悟する必要がある」とも述べていました。

全国の小中高校の一斉休校で始まった怒涛の3月も今日で終わります。
本当に色々なことがあって、すご~く長い一か月だったように感じます。

この3月にピアノ発表会が中止や延期になり、涙を飲んだピアノ教室の先生や生徒さんも多かったことでしょう。

私が聞く範囲では、4月のピアノ発表会のために抑えた会場も、もう既に使えない事が決まっているところも多いようですね。

5月のゴールデンウィークにピアノ発表会を予定しているという話も多く聞きます(私の母のピアノ教室もそうです)。

この感じだと、GWの発表会も、どうでしょうね、、、

[2020年4月7日追記]
前述の通り、実際の緊急事態宣言宣言の発令ではその期間は2020年5月6日まで、つまりゴールデンウィーク明けまでの自粛要請となりました。日本全国に対しての発令ではなくても、その自粛の波は大きく広がるものと思われます。

希望を持ちたいところではありますが、もうしばらく続くことを覚悟しなければならない局面に来ているのではないでしょうか。

こうした中にあっても私たちは、ただ嵐が過ぎるのをじっと待つのではなく、「今何が可能か?」を考え続けることを、やめてはならないと思います。

今、お教室に在籍してくれている生徒さん。
そしてこれからお教室にやってきてくれるかもしれない未来の生徒さん。

そうした人たちに向けて今できること、今すぐにはできなくても「アフターコロナ」に向けて備えを進められること、きっとそれぞれに何かあるはずです。

私のお客さんのピアノ教室でも、これを機にオンラインレッスンや動画レッスンにチャレンジしている先生が出てきています。

今のうちにホームページ作成の準備を進めたり、ピアノ教室のホームページを公開してガンガン育て始める先生もいます。

私も、今週末に新宿で開催予定だったセミナー(※)を、先週の小池都知事の会見を受けて急遽オンライン開催に変更しました(ドキドキですよ ^ ^ ; )。
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「雨降って地固まる」ではないですが、こうした中でもジタバタすることで、スキルアップ、パワーアップしていく側面があるのも事実かと思います。

今回の試練はもう少し続きそうです。
知恵を絞り、汗を絞り、勇気を絞り、したたかに生き抜いていってやろうじゃありませんか。

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